日本原燃
【B情報】 (2009年1月22日掲載、1月30日原因・対策掲載、2月2日一部訂正、2月24日報告書改正掲載、
4月10日追加報告書掲載、4月30日追加報告書掲載)

  高レベル廃液ガラス固化建屋固化セル内での滴下の発見について

 1月21日(水)、再処理工場高レベル廃液ガラス固化建屋の固化セルの漏えい液受皿内に滞留していた液体の分析を行ったところ、放射能濃度が高いことを確認しました。このため固化セル内をITVカメラで確認したところ、同日18時35分頃、保修のためにガラス溶融炉への高レベル廃液の供給配管を閉止していたフランジ部から、放射性廃液が滴下していることを発見しました。遠隔操作によって閉止フランジのボルト増し締め作業を行い、20時42分に滴下は停止しました。
 また、21時00分頃、固化セル内のもう一方の高レベル廃液供給配管の閉止フランジ部から滴下が発見されたので、同様にボルトの増し締め作業を実施し、21時52分に滴下の停止を確認しました。
 なお、固化セルの漏えい液受皿内の放射性廃液については回収しました。
 現在、詳細について調査中です。
 本事象による周辺環境への影響はなく、負傷者もありません。

  概要図参照(PDF)
  ○原因と再発防止対策
その後の調査の結果、原因及び再発防止対策については、別紙のとおりです。

別紙:「高レベル廃液ガラス固化建屋固化セルにおける高レベル廃液の滴下について」(概要版)(PDF)
別紙:「高レベル廃液ガラス固化建屋固化セルにおける高レベル廃液の滴下について」(報告)(PDF)

図


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