日本原燃
2008年6月25日
 
分析用標準核燃料物質輸送に係る不適合について
 

 

 当社再処理施設への分析用標準核燃料物質の輸送に際し、当該輸送物に関する措置が不十分であったことを確認したことから、6月24日に原子力安全・保安院に報告し、25日に同院より「核燃料物質等の工場又は事業所の外における運搬に関する規則」第5条に定める技術上の基準の一部を満たしていないと判断されるとの理由から、厳重注意を受けました。同時に今後予定される同種の輸送物の技術基準への適合状況について緊急に点検し、今回の事案が発生した原因及び再発防止策(他の輸送物への水平展開を含む。)について、本年7月9日までに報告をするよう指示を受けました。

 当社では、同院からの指示に基づき、今後予定される同種の輸送物の技術基準への適合状況を緊急に点検し、本事案に関する原因究明を早急に実施し再発防止策を確立の上、同院へ報告するとともに再発の防止に取り組んでまいります。

 なお、今回運搬した分析用標準核燃料物質については、発注した物と同一であり問題ないことを確認しました。

※分析用標準核燃料物質: ウラン及びプルトニウムの分析のために使用する少量の
標準核燃料物質
 

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