日本原燃
以下は、ABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。

(2008年3月12日掲載)
前処理建屋


清澄機の洗浄液噴霧ノズルの交換について

 昨年12月24日(月)、前処理建屋において、清澄機※1の洗浄運転※2を行っていたところ、洗浄液を供給するポンプの吐出圧力高注意報が発報してポンプが自動停止しました。
 調査の結果、清澄機内の洗浄液噴霧ノズルの詰まりにより系統内の圧力が高くなったと推定し、当該ノズルの洗浄作業等を実施しておりましたが、3月11日(火)に洗浄により詰まりを除去できないと判断し、当該ノズルを交換することとしました。
 今後、当該ノズルを予備品と交換して復旧します。

概要図参照(PDF)

※1 清澄機 : 使用済燃料の溶解液中で、溶解されずに残る金属の微粒子(不溶解残渣)を除去する装置。溶解液を入れたボウル部を回転させ、遠心力により溶解液から不溶解残渣を分離する。
※2 洗浄運転: 清澄機の一連(不溶解残渣の分離・清澄機内の洗浄)の運転のうち、清澄機内に付着している不溶解残渣を洗浄液で洗い流す運転。

図


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