以下は、ABC情報に該当しないごく軽度な機器故障等であり、また、工場外への放射性物質による影響はありません。
(2007年12月27日掲載)
高レベル廃液ガラス固化建屋
溶接機の部品の変形について
12月25日(火)10時16分頃、高レベル廃液ガラス固化建屋において、空のガラス固化体容器を移動させていたところ、ガラス固化体容器上部に設置していたガラスカッター
※1
が溶接機
※2
の風避け板
※3
と電極交換ユニット
※4
に誤って接触しました。
その後状況を確認したところ、溶接機の風避け板が変形していることを確認し、12月26日(水)に当該部品の交換が必要と判断しました。今後、当該部品を交換するとともに、溶接機の健全性を確認のうえ、復旧いたします。
概要図参照(PDF)
※1
ガラスカッター:
ガラス固化体容器へ溶融ガラスを流下後、流下停止に伴い発生する糸状のガラスを切断する装置
※2
溶接機:
ガラス固化体容器へ溶融ガラス充填終了後、ガラス固化体容器の蓋を自動溶接する装置
※3
風避け板:
ガラス固化体容器の蓋を溶接トーチユニット
※5
により溶接する際に、気流による影響を防ぐ板
※4
電極交換ユニット:
ガラス固化体容器の蓋を溶接するために使用する電極を収納しているユニット
※5
溶接トーチユニット:
ガラス固化体容器の蓋を溶接する装置