日本原燃
2007年8月1日
 
米国のGNEPの公募における日本原燃が参画する
国際原子燃料リサイクルアライアンスの提案採用について
 

 

 当社は、フランスのAREVA、日本の三菱重工業、米国のBWXT、WGI、BMIとともに、国際原子燃料リサイクルアライアンス(INRA:International Nuclear Recycling Alliance)という名称のチームとして、米国エネルギー省(DOE)が推進する国際原子力エネルギー・パートナーシップ(Global Nuclear Energy Partnership:GNEP)の提案公募に応募しておりましたが、このたびDOEの契約交渉先の一つに選定されたとの連絡がありました。
 INRAは、今後、DOEと契約締結することにより、軽水炉の使用済燃料を再処理する統合核燃料処理センター(CFTC:Consolidated Fuel Treatment Center)と、そこで回収されたプルトニウムなどを燃焼させる先進リサイクル炉(ARR:Advanced Recycling Reactor)について、事業計画、技術開発のロードマップ、施設の概念設計、広報計画(Communication plan)を検討し、DOEに報告することとなります。
 その中で当社は、最新鋭の六ヶ所再処理工場の設計・建設経験をもとに、CFTCにかかわる作業に参画し、また、そこで得た知見を将来的に六ヶ所再処理工場の安全・安定運転に役立てて参りたいと考えております。
 なお、上記の応募に際しては、経済産業省、文部科学省、電気事業連合会、日本原子力研究開発機構、三菱重工業との協議を経ており、今後の検討に際しても、日本原子力研究開発機構などの支援を得て進めることとしております。

(参考)
AREVA; アレバ社
BWXT;  BWX Technologies社
WGI;   Washington Group International社
BMI;   Battelle Memorial Institute社

 

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