日本原燃
【C情報】(2006年11月6日掲載)


作業員の負傷について

 11月3日(金)10時26分頃、低レベル廃棄物処理建屋において、当社作業員と協力会社作業員が、液体バインダ※1系統を洗浄する際に、水酸化ナトリウム溶液、純水を通液した後、残留水を排水するために圧縮空気を供給したところ、排水口の受け皿にあった水酸化ナトリウム溶液を含む溜まり溶液が圧縮空気により飛散し、協力会社作業員の顔面に付着しました。
 このため、近傍の洗面所で付着した溶液を洗い流した後、病院に搬送し診察を受けた結果、化学薬品による火傷(不休傷)と診断されました。
 なお、当該作業員の放射性物質による身体への汚染はありませんでした。

※1 液体バインダ: 液体状の結合材(接着材)の一種であり、細かく砕いた低レベル廃棄物を収納しやすい形に成型するために用いる。

概要図参照(PDF)

図


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