日本原燃
【B情報】

低レベル廃棄物処理建屋


低レベル濃縮廃液処理廃ガス処理系排風機の停止

 3月24日 10時55分頃、低レベル廃棄物処理建屋において、運転中の低レベル濃縮廃液処理廃ガス処理系排風機(2台ある排風機のうち通常1台は運転、残りの1台は待機状態にあるが、本事象発生時は1台が運転、残りの1台は点検中)が停止しました。その後、12時55分頃復旧しました。
 原因は、当該系統の上流に設置している粉体移送機の点検に伴い、軸封部付属部品を取り外した際、当該系統に空気が流入し、排風機の入口圧力が一時的に大気圧に近づいたため、インターロックが作動したことによるものです。
 対策として、粉体移送機の点検を行う際には、負圧が維持できるよう系統を切り替えた上で実施するとともに、予備機が確保されていない場合には、負圧維持に影響を与えないよう事前評価を行うことをマニュアルに記載しました。
 なお、当該排風機停止時においても、他の廃ガス処理系統に切り替えることにより、系統内の負圧は維持できており、本事象による外部への放射線の影響はありませんでした。

概要図参照(PDF)

図


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