日本原燃
使用済燃料輸送容器(キャスク)移送台車の停止に関する原因と
再発防止対策について

○原因

 電源ケーブルが損傷したことにより、当該部品を保持している保持金具との間に、地絡が発生し、キャスク移送台車(子台車)が停止しました。
  ケーブルの損傷原因は、ケーブルドラムから子台車上の保持金具に至る途中に設置されている案内管ガイドローラの回転不良のため、親台車から子台車が離れる際に、ケーブルが強く引かれたことにより、保持金具に押し付けられたためと推定しました。

○再発防止対策

 損傷したケーブルと案内管ガイドローラを新品に交換し、絶縁の確認および試運転を行い、健全性を確認しております。
 今後、移送台車を動かす際は、ケーブル状態の事前点検を行います。

 


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