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【B情報】

低レベル廃棄物処理建屋


低レベル廃棄物処理建屋における洗浄水の漏えいについて

 8月3日14時28分頃、低レベル廃棄物処理建屋1階の管理区域内に設置されている混合機において当社社員が液体の漏えいを発見しました。漏えいを停止するために、当該混合機内の水抜きを行った結果、漏えいは停止し、その後、漏えいした液体を回収しました。
 漏えいした液体は、ごく微量の放射性物質を含む洗浄水で約2.3リットル(放射能量 約280ベクレル)でした。
 本事象による人体への汚染、外部への放射線の影響はありませんでした。
 漏えいした液体は、当該工程の洗浄に伴い洗浄水が混合機内に流入し、混合機の上部軸封部から漏れ出したものです。原因は、洗浄作業の手順書が一部不明確であったため、弁の開閉操作が適切でなかったことによります。
 今後、当該軸封部の点検を行い、復旧することとします。 
 また、本日(8月4日)10時12分頃、上記漏えい箇所の上層階にある粉体排出機周辺にも漏えい跡を発見し、約0.7リットル(放射能量 約41ベクレル)の漏えい液を回収しました。

混合機 :低レベル濃縮廃液を乾燥装置で乾燥処理した後の粉体を、圧縮成型するための試薬と混合する装置。混合機にはかくはん機が設置されており、電動機で回転させる。

概要図参照(PDF)

図


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