8月 2日(火) 8時 9分頃、低レベル廃液処理建屋において、電気設備の点検準備作業として電源系の停電操作を行ったところ、同建屋の建屋換気設備の流量調節ベーン*1が全開となり、給排気のバランスが崩れたことから運転中の送排風機が停止しました。その後、運転予備用排風機を起動しました。
原因は、電源系の停止により、流量調節ベーンが全開とならないようにするための処置が不十分であったためです。
送排風機停止中においても、建屋内の負圧は常に維持されておりました。
停止した送排風機は、同日18時38分に通常運転状態に復旧しました。
なお、同建屋は電気設備点検準備中で、試験運転は行っておりませんでした。
*1 流量調節ベーン |
:排風機の風量をコントロールするブラインド状の羽根 |
概要図参照(PDF) |