ウラン濃縮工場のウラン濃縮建屋(管理区域内)において2Cカスケード(※1)に接続されている廃品コールドトラップ(※2)4基(A〜D号機)のうち、D号機にて捕集した劣化ウランを廃品シリンダに移送する作業を行っていたところ、コールドトラップ内の圧力が通常とは異なる上昇傾向を示したため、移送作業を中断(当該機器を停止)しました。
その後、一旦、排気操作により、通常の圧力に低下させた後、当該コールドトラップ内の圧力を監視していたところ、7月26日18時30分頃、同様の上昇傾向を確認したため、調査を開始することとしました。
なお、いずれの状態においても、コールドトラップ内の圧力は大気圧以下に維持されており、操業及び環境への影響はありません。
※1 カスケード: |
複数の遠心分離機を連結した設備 |
※2 廃品コールドトラップ: |
カスケードから発生した劣化ウランを捕集し、廃品シリンダへ移送するための機器 |
概要図参照(PDF)
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