3月1日(火)10時44分頃、前処理建屋内において、せん断・溶解試験を実施していたところ、パルセータ※1異常を示す警報及び圧空貯槽※2の圧力が高くなったことを示す警報が発報しました。このため、当該パルセータの使用ができなくなりました。
調査の結果、圧縮空気供給弁の内通※3により圧空貯槽に圧縮空気が供給され続けたことにより、同貯槽内の圧力が上昇したことによるものであることを確認しました。
今後、当該弁の補修作業を行い復旧します。
なお、本件によるウラン試験計画への影響はありません。
概要図参照(PDF)
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※1パルセータ: |
不溶解残渣(溶解されずに残る物質。せん断微粉など)等の固形分が槽内に堆積するのを防ぐために、定期的に槽内の液を脈動させて、かくはんするための機器 |
※2圧空貯槽: |
パルセータへ圧縮空気を供給するために、一時的に圧縮空気を貯留する槽
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※3内通: |
弁が完全に閉止できず、流体が微量流れること |
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