日本原燃
連絡区分の基本的な考え方

「トラブル等対応要領」に基づき、事象の軽重に応じて公表区分を定めて、お知らせしております。

[トラブル情報]
連絡区分
A
安全協定報告事象など 夜間・休祭日を問わず速やかにプレス公表
(ホームページにもプレスリリースとして掲載)
緊急性はないが上記に準ずる事象 原則として同上だが事象発見が夜間の場合には原則として翌朝にプレス公表
B
事象の進展又は状況の変化によっては、安全協定報告対象になるおそれのある事象等 原則として翌日の午後にホームページに掲載
(ただし、翌日が休祭日の場合には翌勤務日に掲載)
C
A情報、B情報に該当しない軽度な不具合、漏えい、汚染等、特に連絡を要する事象 同上
事象例などの詳しい解説は「トラブル等対応要領」をご覧ください。


[運転情報(C情報に至らないごく軽度な機器故障)]
再処理に関係する機器(自主的に設置している設備や水道等の補助設備等は除く)に関し、 破損等の軽度な機器故障があった場合。
なお、予防保全措置および保修等のために予め使用状態から除外(点検に伴う試運転期間を含む)されている場合に発見・発生したものは除く。
(事例集における一例) 詳しくは「事例集」をご覧ください
事象分類
事象内容(事象No.)
詰まり・堆積 不溶解残渣によるスチームジェット(溶液移送装置)の詰まりによる移送不良が発生したため、補修を実施。(No.1-8)
機械動作不良 チェーンを用いて燃料集合体をせん断機本体へ押し込む燃料送り出し装置において、チェーンの摩耗による動作不良が発生したため、チェーンを交換。(No.3-13)
計測・制御系の不良 使用済燃料の燃焼度計測装置において、検出器等の故障が発生したため、部品を交換。(No.4-11)


[清掃や調整で復旧可能な機器停止等の情報]
消耗品の交換等で復旧可能な機器停止等や正常な操作および補修が行われても再発を完全に防止できないような詰まり等、通常の運転において復旧手段を予め考慮しているもの。
なお、日常消耗品(記録紙・インク等)の交換は除く。
(事例集における一例) 詳しくは「事例集」をご覧ください
事象分類
事象内容(事象No.)
詰まり・堆積 運転中に詰まりが生じることを前提として設計段階から洗浄用の配管を設置している計測制御用配管で詰まりが発生し、洗浄用配管から硝酸を注入して詰まったものを溶かして除去。(No.1-11)
機械動作不良 燃料集合体をせん断する設備において、せん断片の引っかかりが発生。設備故障はないため、定められた手順に従い引っかかったものを除去して運転を再開。(No.3-10)
計測・制御系の不良 機器を搬送する設備において、スイッチに粉末が固着。スイッチに故障はないため、固着した粉末を除去して復旧。(No.4-5)


[不適合の情報]
「不適合」とは、要求事項を満たしていない状態をいいます。但し、計画的な保守事項、日常消耗品(記録紙・インク等)の交換、火災報知器の誤警報等は除きます。
「改善事項」とは、不適合の発生を未然に防止する為や、更なる作業性向上の為の改善等を行うことをいいます。

各試験期間における各建屋の不適合等の取り扱い
各試験期間における各建屋の不適合等の取り扱い


   




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