日本原燃
再処理工場におけるアクティブ試験の実施状況について
(2007年11月16日更新)

アクティブ試験の概要 再処理工程図

・第1ステップにおける試験は、2006年3月31日より開始し、2006年6月26日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その1)
・第2ステップにおける試験は、2006年8月12日より開始し、2006年12月6日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その2−1)
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)中間報告書(その2−2)
・第3ステップにおける試験は、2007年1月29日より開始し、2007年4月26日に終了しました。
 詳細は、下記の報告書(PDF)をご覧ください。
 「再処理施設アクティブ試験(使用済燃料による総合試験)経過報告(第3ステップ)


□各主要建屋における試験実施状況(2007年11月11日現在)
8月31日より、アクティブ試験の第4ステップを実施しております。
11月4日には、再処理する工程で抽出した核分裂生成物を含む高レベル廃液をガラス溶融炉へ供給し、ガラス固化に係る試験を開始しました。
翌5日には、ステンレス製のガラス固化体容器への注入・充填を始めております。

【前処理建屋】
 ・処理性能確認試験

(アクティブ試験の第4ステップにおける使用済燃料のせん断実績)
種 類 せん断実績(2007年11月11日現在)
加圧水型軽水炉用燃料(PWR燃料) 236体
沸騰水型軽水炉用燃料(BWR燃料) 0体
合 計 236体

【分離建屋】
 ・分離・分配性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・酸回収性能確認試験
 ・溶媒再生性能確認試験
 ・高レベル廃液濃縮設備運転性能確認試験
 ・使用済み硝酸及び使用済み有機溶媒処理(試験運転の一環として行うもの)
 ・廃液処理(試験運転の一環として行うもの)

【精製建屋】
 ・ウラン精製性能確認試験
 ・プルトニウム精製性能確認試験
 ・プルトニウム濃縮運転性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・溶媒再生性能確認試験
 ・酸回収性能確認試験
 ・使用済み硝酸及び使用済み有機溶媒処理(試験運転の一環として行うもの)

【低レベル廃液処理建屋】
 ・液体廃棄物放出量確認試験
 ・廃液処理(試験運転の一環として行うもの)

【ウラン脱硝建屋】
 ・処理性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・ウラン溶液の受入れ(試験運転の一環として行うもの)

【ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋】
 ・処理性能確認試験
 ・核燃料物質の移行量確認試験
 ・ウラン溶液及びプルトニウム溶液の受入れ(試験運転の一環として行うもの)

【低レベル廃棄物処理建屋】
 ・処理能力確認試験
 ・廃棄物処理(試験運転の一環として行うもの)

【高レベル廃液ガラス固化建屋】
 ・ガラス溶融炉運転性能確認試験
 ・ガラス固化体取扱運転性能確認試験
 ・廃液の受入れ(試験運転の一環として行うもの)

各試験項目の解説は、こちらをご覧ください。


放射性物質の放出状況(放射線・放射能リアルタイムホームページ)

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