事業情報

高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターでの工程

輸送容器(キャスク)の受入れ

専用車両で搬入したキャスクを、受入れ建屋天井クレーンを使用して、輸送容器一時保管区域に吊り降ろします。


ガラス固化体のキャスクからの抜出し

輸送容器一時保管区域から受入れ建屋天井クレーンで吊り上げ、輸送容器搬送台車に搭載し、ガラス固化体抜出し室へ移送します。
その後、ガラス固化体検査室補助クレーンを遠隔操作して、キャスクのふたを取り外します。なお、キャスクのふたを取り外す前には、キャスクの中の気体をサンプリングして、放射性物質の濃度を測定します。
次に、ガラス固化体検査室天井クレーンを遠隔操作してキャスク内のガラス固化体を抜き出し、ガラス固化体仮置架台に一時仮置きします。
空の輸送容器は、輸送容器検査室でキャスク内部の検査を行った後、輸送容器一時保管区域に移送し一時保管します。


検査

ガラス固化体の検査は、ガラス固化体検査室天井クレーンを遠隔操作して、ガラス固化体仮置き架台からガラス固化体を順次取り出し、7項目の検査・測定を行います。


収納

検査が終了したガラス固化体は、貯蔵建屋床面走行クレーンを遠隔操作して、収納管にたて積みで収納します。